やったことがないという不安って実は素敵なもの。

このnoteは、自分に自信がない方、就活中の方、転職中の方、営業の方、
新しいことをはじめるか迷っている方に向けて書きました。

私は最近、ネットビジネスの勉強をはじめたばかりなのですが、「自分にもできるのかな?という不安になることはないですか?」という部分に焦点をあてた教材を、YouTubeなどでよく目にします。

でも私、「自分にもできるのかな…?」という不安に陥ったことが、最近実はないのです。

とんでもない自信家だな!と思われた方もいるかもしれませんが、むしろ、うつ休職中の私の自己肯定感は、常に低空飛行です。

なぜ私が、「自分にもできるのかな…?」という不安を打ち消すことができているのかという理由を2つ、書いていきます。

目次

  1. 理由① 不安なのが、あたりまえと思っているから
  2. 理由② 失敗も経験だと思っているから
  3. まとめ

理由① 不安なのが、あたりまえと思っているから

まさに、自信のない私らしいことなのですが、最初から、不安でしょうがないのがあたりまえ、と思っているからなんです。

人間って、本気でやろうとしていることほど、不安になります。

これは、私が新卒採用を担当していたときによく思っていたことなのですが「本当に私に営業ができるんでしょうか?」というのは本当によくある質問です。
それに対して、「どんなことが不安なの?」と聞くと、より具体的な想像を挙げて、不安げに後押ししてほしがる人ほど、本気度の高い学生さんでした。

そんなとき、私は
・〇〇さんだったら、こういうところがあるから大丈夫
・今は知識も経験もないから、不安なのが当たり前
・不安だっていうことは、それだけ本気で、具体的に考えている証拠
とよく言っていました。

たとえば真っ暗なトンネルに入らなくてはならないとき。
変な動物はいないかな…
足を滑らせてけがをしたらどうしよう…
目的地にたどりつけるかな…
人間は、たくさん想像をして、本能で不安になると思います。

でも、懐中電灯と、トンネルの地図があったらどうでしょう。
かなり安心すると思いませんか?

私は、この懐中電灯と地図が、知識と経験だと思います。

これが、私が不安を感じない理由、その①です。
知識も経験もない状態で、不安なのはあたりまえだから
だからこそ私たちは調べたり、人に聞いたりするんですよね。
今は本当にいい時代で、有料級の情報が、ネット上にたくさん転がっています(眉唾物の情報も多いのでそれは見極めが必要ですが)

経験はやってみないと無理でも、知識だったら身につけられる。
最近、私、本気で勉強に時間もお金も投資しはじめました。
成功している人は、絶対に、謙虚に勉強していると教えてくれた人がいるので。

不安で手が止まるくらい暇があるなら、知識・勉強に時間を使った方がいいです。(これも営業時代に学んだことですが、暇=仕事がない人はいつも不安げで、忙しい人の方が楽しそうにしていました)

理由② 失敗も経験だと思っているから

失敗は成功の母、という言葉がありますよね。
本当に私、失敗ばっかり、後悔ばっかりしてきました。
営業時代、上司やお客様に迷惑をかけたことは数知れず。
おっちょこちょいすぎて、お客様のところに忘れ物をして、あとから電話をいただいたことも何度もあります…(その節は失礼しました…)

でも、失敗は、すごくたくさんのヒントをくれます。

特に、「お断り」。
営業志望の人が、一番怖がるのがこれです。私も最初はとても辛かったです。毎回傷ついていました。

でも、変かもしれませんが、私、お断りいただくのがだんだん好きになりました。
なぜなら、お客様の本音がやっと聞けるから。

大抵の方は、営業がやってくると「今忙しいから…」などとさらっと断られるのですが、「お断り」をいただくときは別です。

たとえば、「今は変えるつもりないから」というよくあるお断り。
どうしてなのか、私は理由を聞かせていただくようにしていました。
すると、「最近変えたばかりだから」とか、「もう20年も続けているから」とか、「担当者が気に入っているから」とか。

「お断り」って、嘘じゃない、お客様の言葉が聞けるんです!
そこから、話を広げることができますよね。
営業の仕事って、自分が話しかけるのはただのきっかけであって、お客様に話していただける時間がずっと大切です。
最近変えた理由、何が気に入ったのか、お客様が何を重視しているのか…
その人が大切にしているものや、悩んでいることがわかれば、新しいご提案ができます。

実際、最初のご提案で、「もうたくさん入ってるから…」という方や、「入るつもりないから…」と言っていた方にご契約いただくことは、たくさんありました。

自分が「失敗」だと思い込んでいた「お断り」が、これだけ経験値を与えてくれたという経験をしているので、「失敗」という言葉に私、わりとプラスのイメージを持っているんだと最近気づきました。

「経験」はやってみないとわからないけど、やってみたときに怖いのは「失敗」だけ。
でも、失敗して、なにか大きなダメージを負うことはありますか?

FXなんかはともかく、就活も、ビジネスも、やってみてもう人生終わりだ、という失敗って今の時代、そんなにないです。転職も起業もできるし。
そう思えば、失敗することも、経験のうちと気軽に考えてみてはいかがでしょうか。

まとめ

私の「やったことがない」ことに対しての「不安に思わない」理由2つでした。
知識と経験がないから、不安。
だったらその2つを補ってみよう!という考え方です。

きっと、70歳でも80歳でも、はじめてのことってあると思いますし、それを不安に思ったり、誰かに助けてもらったりするのでしょう。

不安で仕方ないときは、もちろん私にだってあります。
だけど新しい何かをはじめるときって、せっかくならワクワクしていたくないですか?

はじめてのことに対する不安は期待に比例します。
それってとっても素敵なことですよね。

あなたの背中を押すヒントが、ひとつでも見つかったなら幸いです。

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